2009年11月10日火曜日

MadCatzスティックその後

そもそも俺が鉄拳6を買ったのは、MadCatzスティックがどんな塩梅か試してみたかったからで、実際2週間ほど遊んでみてどうだったかというと、なかなかに快適、でも1万5千円はやはり高い、という結論になった。

俺は最近はゲーセンにほとんど行かないので、サンワ製レバーやボタンやビューリックス配列がどうとかは、正直言ってあまり有り難みがない。サンワ製レバーは、俺がゲーセンに通っていた頃に多かったカチッカチッというクリック感のあるレバーとは違うので、むしろ違和感がある。

しかし実際に鉄拳6で使ってみると、ああ、これはいいな、と思ったことがあった。それは、スティック本体がデカいこと。ホリのファイティングスティックEX2のサイズだと、レバーを握った時に手がはみ出すため、手の置き場所がない感じになる。この状態が意外と不安定で、安心してレバーをガチャガチャできなくてストレスが溜まる。これがMadCatzスティックだと、本体上面に完全に手を置けるから、気持ちよくレバーを振り回せた。本体重量がけっこうあるのも、安定性の向上→ストレス軽減になった。

要するにレバーとかボタンとかじゃなくて、本体がデカくて重いことがとても良かった。俺が思うに、ホリはファイティングスティックEX2のでっかいバージョンを出せば、多くの人はそれで満足するのではなかろうか。

あと、連射機能が鉄拳6では非常に役に立った。連射ホールドがあれば尚良かったのだが。

と、いうわけで、MadCatzスティックのおかげで快適な鉄拳6生活を送ることができたのは事実なのだが(ゲームそのものは微妙だったが)、1万5千円はやはり高い。ファイティングスティックEX2は5千円で買えるわけで、値段が3倍のスティックを使ってコマンド入力の精度が3倍になったかというと、実際はほとんど変わらなかった。まぁ快適さは1.5倍ぐらいになってるから、まったく無駄な買い物をしたとは思わない。でも、ちょっと無駄遣いしちゃったかな、という後ろめたさは正直、少しだけある。

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