実績1000達成したので、感想など書いてみる。
自分としてはかなり楽しめた。が、それは自分がこの手のステルスゲーが好きだということに加えて、攻略サイトで敵の配置を調べながら進めることができたのが大きいと思う。このゲームはこちらの行動の自由度が低いというか、強引に敵を倒していく手段に乏しいので、できる限りサイレントキルを狙うか、もしくはスルーしていくことが重要である。となると、ある程度の試行錯誤が必要になるのだが、チェックポイント性なので失敗した時のやり直しがいちいち面倒臭い。攻略サイトの情報なしで全部手探りで試行錯誤していく根性は、自分にはなかったと思う。逆に、敵の配置がある程度分かっていれば、あとは障害物の配置や敵の巡回ルートを見て、パズルのように正解の手順を考えることができる(だいたいどの場面も、上手いことサイレントキルできるような配置になっている)。これは楽しい作業だった。
また、ゲームの難易度がそれほど高くないことも自分には良かった。敵に見つかっても、来た道をひたすら戻ればまず逃げ切れるので、例え難易度Agentでも時間さえかければ誰でもクリアできると思う。
グラフィックは、精細感のあるタイプではないが幻想的な雰囲気が出ていて、自分としては悪く無いと思った。日本語吹き替えは主人公の声のみだが、これもいい感じだった。
敵AIの行動が不自然、というかもろゲーム的な動きなのだが、この点についてはそれこそゲームとして割り切ったので気にならなかった。
あえて不満をいうなら、最初から最後まで殺伐として気が滅入るようなシナリオだが、そういうゲームなのだから仕方がない。
と、いうわけで、自分としては楽しめたが、他人にはあまり勧められないタイプのゲームだと思う。

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